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トウシューズはいつから履ける?

つま先で立って踊るトウシューズは、バレエを習う女の子にとって最大の憧れです。 「うちの子はいつから履けるの?」という質問への答えを先に言うと、 目安は小学校中学年〜高学年(おおよそ9〜12歳)、ただし決めるのは年齢ではなく先生です。 この記事では、その理由と履けるようになるまでの道のりを解説します。

なぜ「早く履かせて」はダメなのか

子どもの足の骨は成長の途中で、やわらかい軟骨の部分が多く残っています。 足やつま先の骨格がまだ固まっていない時期に、全体重をつま先の一点で支えるトウシューズを履くと、 足の変形やケガにつながるおそれがあります。これが、世界中のバレエ教育で 「トウシューズは焦らせない」が鉄則になっている理由です。

さらに骨格の発達だけでなく、足裏・足首・体幹の筋力と正しい立ち方が身についていることが前提になります。 準備ができていない状態で履いても、正しく立てずに悪い癖がつき、かえって上達が遅れてしまいます。

許可が出るまでの一般的な流れ

1. バレエシューズで基礎を固める(数年間)

正しい姿勢、引き上げ、足のポジション、ルルヴェ(かかとを上げて立つ)の強さ。トウシューズに必要な力は、すべて普段のレッスンで育ちます。

2. 先生からの許可

多くの教室では、学年・レッスン回数(週2回以上を条件にする教室が多い)・筋力・基礎の習得度を見て、先生が個別に判断します。同じ学年でも許可の時期に差が出るのは普通のことです。

3. 最初は「バーにつかまって立つ」から

履き始めても、いきなり踊るわけではありません。バーレッスンで正しく立つ練習を数ヶ月〜1年かけて行い、少しずつセンター(バーなし)へ進みます。

初めてのトウシューズ選び

保護者ができるサポート

いちばん大切なのは、他の子と比べて焦らないこと。 「◯◯ちゃんはもう履いているのに」という空気は、子どもにとって大きなプレッシャーになります。 許可が遅いのは才能がないからではなく、その子の骨格と筋力の発達に先生が誠実に向き合っている証拠です。

もし通っている教室が極端に早い時期(幼児〜小学校低学年)から全員にトウシューズを履かせているなら、 安全への配慮という点で少し立ち止まって考えてもよいかもしれません。

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