パ・ド・シャは「猫のステップ」という意味で、猫がひらりと跳ぶように、両脚を順にルティレへ引き上げながら横へ移動するジャンプです。空中で一瞬、両膝が引き上がったひし形のシルエットになります。
「眠れる森の美女」第3幕の白い猫と長靴をはいた猫の踊りや、「ジゼル」第1幕のペザントの踊りなど、軽やかさや愛らしさを見せる場面で活躍します。
なお、前の脚をデヴェロッペのように投げ出して大きく跳ぶ発展形はグラン・パ・ド・シャ(またはソー・ド・シャ)と呼ばれ、グラン・ジュテと並ぶ華やかな大きな跳躍として使われます。