イタリアの仮面喜劇コメディア・デラルテの登場人物、道化のアルルカンと恋人コロンビーヌの踊りです。プティパが1900年に振り付けた「アルルカンの百万長者」のパ・ド・ドゥが、現在「アルレキナーダ」の名で小品として踊り継がれています。
軽快で可愛らしく、男女どちらのヴァリエーションもジュニア部門の大定番です。
基本情報
- 作品
- アルレキナーダ
- 役
- アルルカン、コロンビーヌ
- 幕・場面
- パ・ド・ドゥ(全幕から独立して上演される)
- 音楽
- リッカルド・ドリゴ(現行のパ・ド・ドゥはドリゴの曲で構成されるが、コロンビーヌのヴァリエーションやコーダには「アルルカンの百万長者」以外のドリゴ作品からの転用を含む)
- 振付
- マリウス・プティパ(1900年初演、原題「アルルカンの百万長者」)。現行のパ・ド・ドゥはピョートル・グーセフが1930年代に編成したもの
- 踊り手
- 女性・男性
- 主な対象
- ジュニア・シニア
それぞれのヴァリエーション
コロンビーヌのヴァリエーション(女性)
軽やかな音楽にのせて、小さな跳躍やピケを可愛らしく見せる踊りです。アルルカンへの恋心を表すコケティッシュな表情が魅力で、ジュニア女子に広く踊られています。
アルルカンのヴァリエーション(男性)
小さく速い跳躍の連続が特徴の男性ソロで、少年ダンサーの課題として特に人気があります。道化らしい軽妙な動きと、着地の軽さ・速さが見どころです。日本のジュニア男子では最も多く踊られる演目のひとつです。
見どころと技術のポイント
男女ともに、重さを見せない軽い跳躍と、音楽にぴったり合った俊敏なステップが求められます。道化の踊りなので、技術を見せつけるより軽妙でユーモラスな雰囲気を保つことが大切です。
男性ヴァリエーションは、小さな跳躍を連続させる脚の持久力と、着地の静かさが評価の中心になります。
コンクールでは
ジュニア女子・男子の大定番で、特に小学生から中学生に多く踊られます。男子は人形の精やキューピッドに相当する「最初のコンクール演目」としてアルルカンを選ぶことが多いです。
全国のバレエコンクール一覧
開催時期・応募締切・部門をまとめています。演目が決まったら挑戦するコンクールを探しましょう。
作品ガイド
「アルレキナーダ」のあらすじ・登場人物・見どころ
イタリアの即興喜劇コメディア・デラルテの世界を舞台にした作品です。道化アルルカン...
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参考・出典
- Harlequinade (ballet) - Wikipedia
- Harlequinade - The Marius Petipa Society
- Riccardo Drigo - Wikipedia
振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。