「サタネラ」(原題「恋する悪魔」)は19世紀のバレエで、現在は全幕としては上演されませんが、プティパが挿入した「ヴェネツィアの謝肉祭」のパ・ド・ドゥが小品として残り、「サタネラのパ・ド・ドゥ」として知られています。
女性ヴァリエーションは速い脚さばきと愛らしい性格表現で、ジュニアからシニアまでコンクールで極めて人気の高い演目です。
基本情報
- 作品
- サタネラ
- 役
- サタネラ(およびパートナー)
- 幕・場面
- パ・ド・ドゥ(「ヴェネツィアの謝肉祭」のパ・ド・ドゥとして知られる)
- 音楽
- チェーザレ・プーニ(パガニーニ「ヴェネツィアの謝肉祭」の主題によるパ・ド・ドゥの音楽)。「サタネラ」全体の原曲はレベールとブノワで、プーニは改訂時の追加曲を担当
- 振付
- マリウス・プティパ(1850年代後半にアマリア・フェラリスのために創作し、1866年の「サタネラ」改訂で第3幕に挿入)。現行の振付は20世紀の改訂を経たもの
- 踊り手
- 女性・男性
- 主な対象
- ジュニア・シニア
それぞれのヴァリエーション
サタネラのヴァリエーション(女性)
速いテンポの音楽にのせて、ピケの連続や細かいパ・ド・ブーレを軽快に見せる踊りです。足先の俊敏さと、いたずらっぽい表情の両立が見どころで、小柄で脚の速いダンサーに向いています。日本のコンクールでは最も多く踊られる演目のひとつです。
男性ヴァリエーション
回転と跳躍を組み合わせた軽やかな踊りで、ジュニア男子からシニアまで選ばれています。バジルやアリほどの大技はなく、跳躍の質と回転の正確さが評価の中心です。
見どころと技術のポイント
女性ヴァリエーションは、速い音楽の中で足先の正確さを保つことが最大の課題です。ピケの連続では軸足の安定と、素早い切り返しが求められます。
謝肉祭の仮面舞踏会の雰囲気を持つ踊りなので、技術と同時に、小悪魔的な愛らしさを表情と腕で表現することが評価につながります。
コンクールでは
ジュニア後半からシニアまで、あらゆる層で踊られる定番です。出場者が多く比較されやすいため、スピードの中での正確さと個性で差がつきます。
全国のバレエコンクール一覧
開催時期・応募締切・部門をまとめています。演目が決まったら挑戦するコンクールを探しましょう。
作品ガイド
「サタネラ」のあらすじ・登場人物・見どころ
現在「サタネラ」の名で踊られているのは、19世紀のバレエ「悪魔の恋人(サタネラ)」に...
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参考・出典
- Le Diable amoureux, or Satanella - The Marius Petipa Society
- Satanella (ballet) - Wikipedia
- Amalia Ferraris - Wikipedia
- Satanella - マリインスキー劇場沿海州舞台 公演ページ
振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。