Variation

人形の精のヴァリエーション

おもちゃ屋の人形たちが夜中に動き出すという、子どもにも親しみやすい物語の主役、人形の精のソロです。短く、技術的な難所が少なく、チャーミングな演技が求められるため、日本のジュニアコンクールで最も踊られる演目のひとつになっています。

小学生の「初めてのコンクール演目」として定番で、基礎の正確さと可愛らしい表現が評価の分かれ目になります。

基本情報

役
人形の精
幕・場面
おもちゃ屋の夜の場面
音楽
ヨーゼフ・バイヤー(1888年ウィーン初演の原曲)。ロシア版(1903年)ではドリゴ、チャイコフスキー、ルビンシテイン、リャードフの曲が追加されている
振付
ヨーゼフ・ハスライター(1888年ウィーン初演)。現行の振付はニコライ・レガートとセルゲイ・レガート(1903年、サンクトペテルブルク)の系統
踊り手
女性
主な対象
ジュニア

見どころと技術のポイント

ピケ・アラベスクや小さな跳躍など、基本的なステップで構成されています。難しい技がない分、ひとつひとつの形の正確さ、音楽へのぴったりした反応、ポワントの安定が厳しく見られます。

人形らしいきちんとした動きと、生き生きとした表情の両立が見どころです。踊りの短さの中で、最初から最後まで集中を切らさないことも課題になります。

コンクールでは

ジュニア女子、特に小学生で最も多く踊られる演目です。多くの出場者が同じ踊りを踊るため、基礎の完成度と表現の自然さで明確に差がつきます。

この演目で基礎を固めた後、フロリナ王女やキューピッド、スワニルダなどに進むのが一般的な流れです。

全国のバレエコンクール一覧

開催時期・応募締切・部門をまとめています。演目が決まったら挑戦するコンクールを探しましょう。

作品ガイド

「人形の精(フェアリー・ドール)」のあらすじ・登場人物・見どころ

おもちゃ屋の閉店後、店の人形たちが動き出します。中でもひときわ美しい「人形の精」...

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参考・出典

振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。