バットマン・タンデュは「張られた打つ動き」という意味で、足裏で床をこするようにしながら脚を前・横・後ろへ伸ばし、つま先が床から離れる直前まで足の甲を伸ばしきる動きです。教室では単に「タンデュ」と呼ばれることが多い、バーレッスンの定番メニューです。
一見シンプルですが、足裏全体で床を押しながら移動させる感覚、つま先まで伸びた脚のライン、骨盤を動かさずに脚だけを動かすコントロールなど、バレエに必要な要素が詰まっています。ジュテやグラン・バットマンなど脚を上げる動きは、すべてタンデュの延長線上にあります。
そのため「タンデュが変わると踊りが変わる」と言われるほど、プロのダンサーも毎日欠かさず練習する基本の動きです。