Ballet Works

サタネラ

Satanella / Le Carnaval de Venise

小品・パ・ド・ドゥ

基本情報

音楽
チェーザレ・プーニ
振付
マリウス・プティパ(に帰される)
初演
1859年
構成
グラン・パ・ド・ドゥ
上演時間の目安
約15分

あらすじ

現在「サタネラ」の名で踊られているのは、19世紀のバレエ「悪魔の恋人(サタネラ)」に由来するとされるグラン・パ・ド・ドゥで、「ヴェネツィアの謝肉祭」の主題による音楽で踊られます。全幕の物語は今日ではほぼ失われ、パ・ド・ドゥだけが踊り継がれています。

悪魔の娘サタネラが人間の青年を誘惑する、という原作の設定を反映して、女性ヴァリエーションには小悪魔的な魅力とコケティッシュな表情が求められます。

アントレ、アダージオ、男女のヴァリエーション、コーダというグラン・パ・ド・ドゥの形式で構成され、ガラ・コンクールの定番演目となっています。

主な登場人物

サタネラ
悪魔の娘。小悪魔的な愛らしさと鋭い技巧を併せ持つ役です。
青年
サタネラに魅了される人間の青年。

見どころ

女性ヴァリエーションは、細かいポワントワークと茶目っ気のある首の使い方(エポールマン)が魅力で、踊り手の愛嬌がそのまま出ます。コーダの掛け合いはテンポが良く、ガラ公演を明るく締めくくる演目として人気です。

音楽の聴きどころ

パガニーニの主題としても知られる「ヴェネツィアの謝肉祭」の旋律に基づくプーニの音楽で、変奏が進むごとに華やかさを増していきます。

コンクール・発表会では

サタネラの女性ヴァリエーションは、ジュニアからシニアまでコンクールで極めて人気の高い定番課題です。速い足さばき、正確なピケの連続、そして性格表現のバランスが問われます。男性ヴァリエーションも回転と跳躍を見せる課題として選ばれています。

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