ドン・キホーテが夢の中で見る森の精たちの場面で、小さな愛の神キューピッドが踊るソロです。短く軽快で、いたずらっぽい可愛らしさが魅力の踊りです。
小柄で俊敏なダンサーに向いた役で、日本のジュニアコンクールでは小学生の定番演目のひとつになっています。
基本情報
- 作品
- ドン・キホーテ
- 役
- キューピッド(アムール)
- 幕・場面
- 第2幕 ドン・キホーテの夢の場(ドリアードの王国)
- 音楽
- レオン・ミンクス(作品全体)。キューピッドのヴァリエーションの音楽はゴルスキー改訂時の挿入曲で、アレクセイ・バルミン作とされる(ミンクス作と表記されることが多いが誤り)
- 振付
- アレクサンドル・ゴルスキー(1900年の改訂で夢の場に追加)。プティパの1869年初演版にはないヴァリエーション
- 踊り手
- 女性
- 主な対象
- ジュニア
見どころと技術のポイント
細かく速いステップと小さな跳躍の連続で、脚の俊敏さと軽さが求められます。1分程度の踊りの中に休みがなく、最後まで軽やかさを保つことが課題です。
弓を射るような腕の動きや、いたずらっぽい顔の表現で「愛の神」らしさを出せると、技術以上の魅力が伝わります。
コンクールでは
ジュニア女子、特に小学生で非常に多く踊られる定番です。小柄なダンサーの俊敏さが活きる演目で、人形の精やフロリナ王女と並んで最初のコンクール演目として選ばれることが多いです。
同じ夢の場の森の女王(ドリアードの女王)のヴァリエーション(音楽はアントン・シモン作とされる)は、より大きな動きで脚の強さを見せる踊りで、ジュニア後半からシニアで踊られます。
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作品ガイド
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参考・出典
- Don Quixote - The Marius Petipa Society
- Paquita - The Marius Petipa Society
- Don Quixote (Minkus, Ludwig) - IMSLP
- Don Quixote あらすじ - マリインスキー劇場
振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。