Variation

ペザント(農民)のパ・ド・ドゥのヴァリエーション

ジゼル ジュニア シニア 女性・男性

第1幕の収穫祭で、村の若い男女が踊る祝祭的なパ・ド・ドゥです。初演の直前に、ジゼル役とは別のダンサーの見せ場として急遽挿入されたもので、音楽もアダンではなくブルグミュラーの作曲です。

物語の主役ではない分、純粋に明るく踊れる課題として、ジュニア部門を中心にコンクールで広く選ばれています。

基本情報

作品
ジゼル
役
村の若者たち(農民のパ・ド・ドゥ)
幕・場面
第1幕 村の収穫祭
音楽
フリードリヒ・ブルグミュラー(1841年の初演時に挿入された曲)。版によっては、ドリゴ作の挿入ヴァリエーション(1887年作、1932年にワガノワがキーロフ版のペザントに移植)を含む
振付
ジャン・コラリ、ジュール・ペロー(1841年初演)。現行の振付は版により異なる
踊り手
女性・男性
主な対象
ジュニア・シニア

それぞれのヴァリエーション

女性ヴァリエーション

版によって踊られる曲が異なります。マリインスキー系の版ではドリゴ作の挿入ヴァリエーションが踊られることもあります。いずれも軽快な音楽で、小さな跳躍やピケ、ポワントでの細かいステップを明るく見せる構成です。農民らしい素朴さと娘らしい愛らしさが求められます。

男性ヴァリエーション

跳躍と回転を組み合わせた軽やかな踊りで、ジュニア男子の課題としてよく選ばれます。難度は主役級の男性ヴァリエーションより控えめで、跳躍の質と着地の正確さが評価の中心です。

見どころと技術のポイント

どのヴァリエーションも祝祭の場面の踊りなので、終始明るい表情で、軽く弾むように踊ることが求められます。ロマンティック・バレエの作品なので、上体の柔らかさも忘れずに。

技術的には派手さより正確さが問われる演目で、足先の処理や着地の静かさがそのまま評価につながります。

コンクールでは

ジュニア女子・男子の定番で、特に小学校高学年から中学生に多く踊られます。白鳥の湖のパ・ド・トロワと並び、物語の主役ではない踊りとしてプレッシャーが少なく、技術を素直に見せられる演目です。

版・申込時の注意

女性ヴァリエーションは版によって音楽・振付が異なります(ブルグミュラーの曲のほか、ドリゴ作の挿入曲を使う版があります)。申込時には使用する版を確認してください。

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作品ガイド

「ジゼル」のあらすじ・登場人物・見どころ

ぶどう収穫祭に沸くドイツの村。踊ることが大好きな村娘ジゼルは、青年ロイスと恋に落...

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参考・出典

振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。