村の娘スワニルダは、人形コッペリアに恋人フランツを奪われたと思い込んで奮闘する、明るく機転の利くヒロインです。コンクールでは第1幕と第3幕のソロが踊られ、いずれも性格の明るさと脚の正確さが求められる、ジュニア部門の定番演目です。
あわせて、第3幕の祭りで踊られる「祈り」のヴァリエーションも、ゆったりとした音楽性を見せる課題としてコンクールで選ばれています。
基本情報
- 作品
- コッペリア
- 役
- スワニルダ(および第3幕の「祈り」)
- 幕・場面
- 第1幕 村の広場、第3幕 結婚式の祭り
- 音楽
- レオ・ドリーブ
- 振付
- アルテュール・サン=レオン(1870年初演)。現行の振付はマリウス・プティパ(1884年)とエンリコ・チェケッティ(1894年)の改訂の系統が主流
- 踊り手
- 女性
- 主な対象
- ジュニア・シニア
それぞれのヴァリエーション
第1幕 スワニルダのヴァリエーション
村の広場でスワニルダが踊る明るいソロです。軽快な音楽にのせた細かいステップと、恋人へのいじらしい気持ちを表す演技性が見どころで、ジュニア女子に非常に多く踊られています。
第3幕 スワニルダのヴァリエーション
フランツとの結婚式で踊るグラン・パ・ド・ドゥのソロです。第1幕より格調が高く、ポワントの強さと花嫁らしい華やぎが求められます。
第3幕 「祈り」のヴァリエーション
第3幕の祭りで踊られる「祈り(ラ・プリエール)」のソロで、スワニルダとは別の踊り手が踊る役です。ゆったりとした音楽で、バランスの持続と穏やかな上体の表現が課題になります。音楽性を見せたいダンサーに選ばれています。
見どころと技術のポイント
スワニルダの踊りは、足先の細やかさと明るい表情の両立が課題です。コミカルな作品のヒロインなので、技術を見せつけるより「可愛らしく正確に」踊ることが評価につながります。
「祈り」は対照的に、ルルヴェでのバランスとポーズの持続、柔らかな腕の表現が問われる静かな踊りです。
コンクールでは
第1幕のスワニルダは、ジュニア女子の最も人気のある演目のひとつで、小学校高学年から中学生に多く踊られています。第3幕のヴァリエーションと「祈り」はジュニア後半からシニアで選ばれています。
版・申込時の注意
版によって、スワニルダの各幕のヴァリエーションの振付・音楽の割り当てが異なります。申込時には第何幕のどの曲かを確認してください。
全国のバレエコンクール一覧
開催時期・応募締切・部門をまとめています。演目が決まったら挑戦するコンクールを探しましょう。
作品ガイド
「コッペリア」のあらすじ・登場人物・見どころ
ポーランドの小さな村。人形師コッペリウスの家の窓辺には、毎日本を読む美しい娘コッ...
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参考・出典
- Coppélia - Wikipedia
- Coppélia - The Marius Petipa Society
- コッペリア - Wikipedia(曲目構成)
- Coppélia - Birmingham Royal Ballet
振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。