基本情報
- 音楽
- ヨーゼフ・バイヤー
- 振付
- ハスライター(1888年初演)、レガット兄弟(1903年ロシア版)
- 初演
- 1888年
- 構成
- 全1幕(現在はヴァリエーションでの上演が主流)
- 上演時間の目安
- ヴァリエーションは約2分
あらすじ
おもちゃ屋の閉店後、店の人形たちが動き出します。中でもひときわ美しい「人形の精」は、人形たちの女王として夜の店内で踊りを繰り広げます。2人の道化(ピエロ)が人形の精をめぐって競い合う、愛らしい物語です。
1888年にウィーンで初演され、1903年にレガット兄弟によってロシアで改訂されました。現在では全幕上演は稀ですが、「人形の精のヴァリエーション」が独立して踊り継がれています。
扇を手に、人形らしい愛らしさで踊るこのヴァリエーションは、子どもたちの憧れの演目として日本のコンクール・発表会に定着しています。
主な登場人物
- 人形の精
- おもちゃ屋の人形たちの女王。扇を手にした愛らしいヴァリエーションで知られます。
- 2人のピエロ
- 人形の精に想いを寄せる道化たち。パ・ド・トロワとして踊られることもあります。
見どころ
「人形の精のヴァリエーション」は、扇の扱い、人形らしい首の傾げ方、正確なポワントワークと、少女の可憐さを最大限に引き出す振付です。ロシアでは2人のピエロを従えたパ・ド・トロワとして上演される伝統もあります。
音楽の聴きどころ
バイヤーの音楽はオルゴールを思わせる愛らしさで、人形の世界観と完全に一致しています。
コンクール・発表会では
人形の精のヴァリエーションは、日本のジュニアコンクールで最も踊られる課題のひとつです。小学生の初コンクールの演目として定番で、正確な基礎とチャーミングな表現が評価の分かれ目になります。
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