Variation

黒鳥(オディール)のヴァリエーション

白鳥の湖 シニア 女性

悪魔ロットバルトの娘オディールが、オデットに化けて王子を誘惑する第3幕のパ・ド・ドゥのソロです。白鳥の湖の中で最も技巧的なヴァリエーションで、シニア女子の代表的な演目として世界中のコンクールで踊られています。

白いオデットの柔らかさと対照的に、鋭く挑発的な動きで王子を翻弄する、悪役ならではの魅力を見せる踊りです。

基本情報

作品
白鳥の湖
役
オディール(黒鳥)
幕・場面
第3幕 黒鳥のパ・ド・ドゥ(1895年版では第2幕)
音楽
チャイコフスキー。オディールのヴァリエーションの音楽は「白鳥の湖」の原曲ではなく、ピアノ曲 作品72-12「いたずらっ子」を1895年の再演時にリッカルド・ドリゴが管弦楽化して挿入したもの
振付
マリウス・プティパ(1895年再演版)
踊り手
女性
主な対象
シニア

見どころと技術のポイント

鋭いアクセントの連続で王子を翻弄するように踊る、攻めの姿勢が見どころです。回転やバランスのひとつひとつを「見せつける」ように決めること、版によって異なる難所をごまかさず踊り切ることが求められます。

王子に向ける視線や、笑みを含んだ表情など、技術と並んで演技力が重要です。パ・ド・ドゥのコーダで踊られる32回のグラン・フェッテは、このヴァリエーションには含まれません。黒い衣装と「黒鳥」の呼び名は1940年代以降に定着したものです。

コンクールでは

シニア女子の代表的な演目で、技術と表現力の両方を示せることから、上位を狙うダンサーが多く選びます。難易度が高いため完成度の差が明確に出て、審査員が最も厳しく見る演目のひとつです。

オデット(第2幕)のヴァリエーションは別の踊りで、柔らかさと音楽性が問われます。

版・申込時の注意

版によってヴァリエーションの音楽や振付が異なります。コンクールで一般的なのはロシア系の版の振付です。

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開催時期・応募締切・部門をまとめています。演目が決まったら挑戦するコンクールを探しましょう。

作品ガイド

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参考・出典

振付・音楽は上演する版によって異なります。コンクールへの申込時には、使用する版と音源を指導者と確認してください。