Ballet Works

シンデレラ

Cinderella / Золушка

物語・ドラマ作品

基本情報

音楽
プロコフィエフ
振付
ザハロフ(1945年初演)、アシュトン(1948年)ほか多数の版
初演
1945年
構成
全3幕
上演時間の目安
約2時間30分(休憩含む・版により異なる)

あらすじ

誰もが知るペローの童話のバレエ版です。継母と2人の義姉にこき使われるシンデレラは、舞踏会へ行くことも許されません。そこへ現れた仙女(フェアリー・ゴッドマザー)が魔法でシンデレラをドレスアップさせ、「午前0時までに帰るように」と告げて舞踏会へ送り出します。

舞踏会で王子はシンデレラに一目で心を奪われ、2人は夢のような時を過ごします。しかし0時の鐘が鳴り始め、シンデレラはガラスの靴を片方残して走り去ります。

王子は靴の持ち主を探して国中を巡り、ついにシンデレラを見つけ出します。2人は結ばれ、物語は幸福のうちに幕を閉じます。

主な登場人物

シンデレラ
継母たちにいじめられながらも心の清さを失わないヒロイン。竈の前の孤独と舞踏会の輝きの対比が見せどころです。
王子
シンデレラに恋する王子。
仙女
シンデレラに魔法をかける存在。四季の精を従える版もあります。
継母と義姉たち
シンデレラをいじめる家族。アシュトン版では義姉を男性が女装で演じ、爆笑を誘う名物となっています。
四季の精
春・夏・秋・冬の精。それぞれ性格の異なるヴァリエーションを踊ります。

見どころ

0時の鐘が鳴る場面の緊迫感は、プロコフィエフの音楽と相まってバレエならではのスリルを生み出します。舞踏会でのシンデレラと王子のパ・ド・ドゥは、夢が現実になる瞬間の輝きに満ちています。

アシュトン版の義姉たち(男性の女装)のコミカルな演技、四季の精のヴァリエーションなど、版ごとに個性豊かな聴かせどころ・見せどころがあります。童話が原作のため、子どもと一緒に楽しめる作品としても人気です。

音楽の聴きどころ

プロコフィエフが「ロミオとジュリエット」に続いて書いたバレエ音楽で、ワルツの優雅さと0時の場面の不穏なオスティナートの対比が鮮烈です。シンデレラの内面を描く繊細な旋律も魅力です。

コンクール・発表会では

シンデレラのヴァリエーションや四季の精の各ヴァリエーション(版による)がコンクールで踊られることがあります。プロコフィエフの現代的な音楽を踊りこなす音楽性が問われる課題です。

全国のバレエコンクール一覧

開催時期・応募締切をまとめています。コンクール挑戦の参考にどうぞ。

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