基本情報
- 音楽
- オーベール(音楽)
- 振付
- ヴィクトル・グゾフスキー
- 初演
- 1949年
- 構成
- グラン・パ・ド・ドゥ
- 上演時間の目安
- 約15分
あらすじ
物語を持たない、純粋にクラシック・バレエの技巧と様式美を見せるためのグラン・パ・ド・ドゥです。1949年、グゾフスキーがオーベールの音楽に振付け、パリでイヴェット・ショヴィレらによって初演されました。
アントレとアダージオ、男女それぞれのヴァリエーション、コーダという正統的な構成で、装飾を排した「クラシックの見本」のような輝きを持ちます。
物語の衣を一切まとわないため、ダンサーの技術がそのまま露わになる、最高難度の演目のひとつとして知られています。
主な登場人物
- バレリーナ
- 純白または装飾を抑えたクラシック・チュチュで踊る女性。完璧なテクニックと気品が要求されます。
- ダンスール
- 女性を支え、自身も端正な技巧を披露する男性。
見どころ
女性ヴァリエーションは、ゆっくりとした音楽で行うルルヴェとバランスの連続という、ごまかしの一切きかない構成で、「バレリーナの実力証明書」とも呼ばれます。アダージオの格調、コーダの鮮やかさも含め、クラシックの純度を味わい尽くせる演目です。
ガラ公演では、テクニックに自信のあるトップダンサーだけが踊ることを許される演目として、特別な位置を占めています。
音楽の聴きどころ
オーベールの音楽は格調高く華やかで、ヴァリエーションの緊張感とコーダの高揚を引き立てます。
コンクール・発表会では
グラン・パ・クラシックの女性ヴァリエーションは、シニア女子の最高難度課題のひとつとして、実力上位者がコンクールで選ぶ演目です。ルルヴェの安定、アダージオ的なコントロール、跳躍と回転のすべてが揃っていなければ成立しないため、審査員へのアピール度も高い課題とされています。
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